この記事では、HSPで悩んでいる人に向けておすすめの本を紹介します。
HSPの本はいっぱいあるけど結局どれがいいの?
HSP本人のおすすめの本を知りたい
そんな疑問やお悩みを解決できるように、(HSS)型HSP気質の私が「本当に読んでよかった」おすすめの本を厳選して以下の順でお伝えします。
- HSPの自己理解が深まる本
- ストーリー形式の小説やエッセイ
- (番外編)HSS型HSPの自己理解が深まる本
早速紹介していきますね。
HSPにおすすめの本:自己理解
HSPさんの自己理解が進むおすすめの本は下記の2つです。
鈍感な世界に生きる敏感な人たち
HSPさんにおすすめの本1つ目は「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」です。この本は
HSPの性質や能力について理解し、自分の性質との向き合い方を教えてくれる本
です。
デンマークの心理療法士であり、デンマーク国教会の司祭も務めるイルセ・サンという方の著作です。
著者本人もHSPであることから、HSPの性質について深くふみ込みつつ
HSPの敏感さは、愛すべき「能力」です
というように、優しい言葉で寄り添ってくれる一冊です。
付録として下記の2つがついているので実践的に活用できますよ。
- 冒頭に「HSP自己診断テスト」
→自分の敏感度を客観的な数字で把握できるテスト - 巻末に「アイデアリスト」
→HSPが楽しく生きるための具体的な行動リスト
「鈍感な世界に生きる繊細な人たち」は、Amazonの耳から聴く音声読書サービス「Audible(オーディブル)」無料1ヶ月体験に登録すると、タダで読むことができます。
「繊細さん」の本
HSPさんにおすすめの本2つ目は「繊細さん」の本です。この本は
繊細さを肯定的に捉えたうえで、その性質を生かして楽に生きるための技術を教えてくれる本
です。
HSPを親しみを込めて「繊細さん」と名付けたHSP専門カウンセラー武田友紀さんによる著書で、
自分もしかしてHSPかも?
と気がついた時や、
HSPだけど気がつきすぎて生きづらい…
と思った時に、必読の本です。
この本を読むと、下記のような良いことがあります。
- HSPの性質について理解が深まる
- 自己肯定感が上がる
- 繊細さんが人間関係や仕事をうまくやっていくコツが知れる
イラストも多用されているので、数あるHSPの本のなかで読みやすさはピカイチです!
「繊細さん」の本も、耳から聴く音声読書サービス「Audible(オーディブル)」無料1ヶ月体験に登録すると、タダで読むことができます。
「繊細さん」の本の要約ネタバレはこちら⬇︎
「繊細さんの本」をすでに読んだことある人は、同じく武田友紀さんの「繊細さん」の知恵袋もおすすめです。
体験談や実例が書いてあるので、より具体的な行動策を知りたい人は役に立つと思います!
HSPにおすすめの本:小説・エッセイ
HSPさんにおすすめのストーリー形式の本は3冊あります。
あやうく一生懸命生きるところだった
HSPさんにおすすめの1つ目は「あやうく一生懸命生きるところだった」です。
この本は自伝的な内容で、
40歳目前に無計画で会社を辞め「一生懸命生きない」と決めた著者が、その体験から「自分らしく生きるヒント」を教えてくれるエッセイ
です。
韓国では25万部を超えたベストセラーで、多くの人の共感と支持を集めています。
多くのことに気がつき、すごく真面目に頑張っているHSPさんは気を張っていることが多いと思います。
そんな中でこの本を読むと
気負わずに生きていこう
と肩の力が抜けて少し楽な気持ちにになること間違いなしです!
「あやうく一生懸命生きるところだった」の要約や名言をチェックしたい人はこちら▽
麦本三歩の好きなもの
HSPさんにおすすめのストーリー形式の本2つ目は小説「麦本三歩の好きなもの」です。
この本の内容を一言で表すと
HSP気質っぽい主人公の好きなものが次々描かれるハートフルで癒される小説
です。
主人公の”麦本三歩”は
- 気にしいで
- おっちょこちょい
ですが、図書館勤務に奮闘しながら日常の些細な部分にたくさんの幸せを見出しています。
この本を読むと『五感が豊か』というHSPの性質を活かして、
自分も日常の些細なハッピーを探してみよう
と前向きな気分になると思います。
「麦本三歩の好きなもの」は、Amazonの耳から聴く音声読書サービス「Audible(オーディブル)」無料1ヶ月体験に登録すると、タダで読むことができます。
この本の著者・住野よるさんの小説は「君の膵臓を食べたい」が有名ですが、どの本も描写が綺麗なので、感受性が豊かなHSPさんの人にとてもおすすめです。
住野よるさんの新作「恋とそれとあと全部」の紹介はこちら▽
HSPサラリーマン
HSPさんにおすすめのストーリー形式の本3つ目は「HSPサラリーマン」です。
この本は、HSPとビジネス要素が半々くらいの
営業職に従事するHSP気質の男性三十路サラリーマンが、周囲の人と関わり合いながら成長していくサクセスストーリー
です。
この本はHSPさんの中でも特に下記のような人におすすめです。
- 仕事がうまくいかなくて悩んでいる人
- 「傷つきやすい自分」に自信が持てない人
ただビジネス的な内容も多いため、お仕事から距離を置いてお休み中の人は気持ちが落ち着いてから読むことをおすすめします。
この本を読んだ後は
価値観や物事の捉え方が変わった!
となるかもしれません。個人的にはそのくらい読んでよかった本です。
そこまではいかなくとも、何らかのヒントはきっと得られるだろう一冊です。
「HSPサラリーマン」は、Amazonの電子書籍サービス「Kindle Unlimited」の対象本です。
30日無料体験に登録すると、タダで読むことができます。
HSPサラリーマンの要約を先取りしたい人はこちら▽
番外編:HSS型HSPにおすすめの本
番外編としてHSS型HSP=「外向型HSP」におすすめの本を2つ紹介します。
もしこれまで紹介してきた「HSPさんにおすすめの本」を読んで
確かにHSPの性質は当てはまるけど
好奇心旺盛だし外交的って言われるし、
HSPじゃないのかな?
と感じたら、もしかしたら
- HSS型HSP=傷つきやすいのに刺激を求める外交的なHSP
かもしれません。
私はHSS型HSP気質ですが、本当に読んでよかったおすすめの本を2つ紹介します。
その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません
HSS型HSPさんにおすすめの本1つ目は、その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません です。
この本を一言で表すと、
HSS型HSPという特性の自己理解を深められる入門書
です。
HSS型HSPは「繊細さ」と「好奇心・外交性」という一見共存が難しいような2つの性質があるため
理解されない…
生きづらい…
と感じやすいですが、この本を読むことで、
自分の性質は悪いものじゃなくて愛すべきものだ
と救われるような前向きな気持ちになれると思います。
「もしかして自分HSS型HSPかも?」と思う人は共感部分が多く安心できる内容なので必読です。
傷つきやすいのに刺激を求める人たち
HSS型HSPさんにおすすめの本2つ目は「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」です。
この本は
HSS型HSPをデータと実例で専門的に解説してくれる本
です。
内容の抜粋は下記で、多数の事例とデータから細かく解説してくれます。
- HSS型HSP特性の解説
- 幼少期の傾向
- 仕事やコミュニティでの振る舞い方
- セルフケアの方法
著者が研究者である博士のため、専門的な内容を学術的に記述してあります。
なので、文字を読むのに抵抗がある人はもしかしたらとっつきづらいかもしれません。
ですが、
具体的な事例から、もっと深くHSS型HSPの特性を理解したい
という人には読み応えのあるおすすめの一冊ですよ。
HSPにおすすめの本:まとめ
この記事では、HSPで悩んでいる人に向けておすすめの本を7冊紹介しました。
HSPの自己理解が深まるおすすめの本
ストーリー形式のおすすめの本
- 自伝エッセイ「あやうく一生懸命生きるところだった」
- 小説「麦本三歩の好きなもの」
- ビジネスストーリー「HSPサラリーマン」
HSS型HSPの自己理解が深まるおすすめの本
耳で聴く音声読書サービス・Audible(オーディブル)の1ヶ月無料体験でタダで読めるのは下記の3冊
- 「鈍感な世界に生きる繊細な人たち」
- 「繊細さんの本」
- 「麦本三歩の好きなもの」
登録すると30日無料体験で読める電子書籍サービス・Kindle Unlimitedの対象は下記の2冊
- 「鈍感な世界に生きる人敏感な人たち」
- 「HSPサラリーマン」
気になる本があったらぜひ読んでみてくださいね。