チョコレートのお菓子といえば代表的なものの1つが「生チョコ」です。けれども
生チョコはシンプルだけど、いざ作ってみると難しい...
程よくなめらかな食感の生チョコを作るには適切な冷やす時間、固める時間が大切です。
この記事では、生チョコを美味しく作れるように
- 生チョコを冷やす時間、固まる時間はどれくらいが良いか
- 美味しく作るための材料選び
- 生チョコが固まらない原因と対処法
などについて紹介します。
生チョコレート作りに取り組む方や、検討中の方は、参考にしてみてくださいね!
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生チョコを冷やす時間、固まる時間はどのくらい?
まず、生チョコを冷やす時間、固まる時間の目安を紹介します。
生チョコを冷やす時間はどのくらい?固まるまでの時間は?
生チョコが冷やす時間・固まる時間は、冷蔵庫で1時間から3時間ほどが目安です。
生チョコは、チョコレートと生クリームを混ぜて作りますが、この基本的なレシピでは、1時間から3時間ほど冷やすと美味しく固まります♪
とはいえ、
1時間〜3時間って幅がありすぎ...
と困惑してしまいますよね。
1時間〜3時間ほどの幅があるのは、冷やす時間の長さによって生チョコの仕上がりの固さを調整することができるからです。
冷やす時間と仕上がりの大まかな目安は下記のような感じです。
- 1時間強冷やしてで取り出す→柔らかめな生チョコ
- 2時間〜3時間ほど冷やして取り出す→しっかり固めの生チョコ
冷蔵庫の温度によって時間が多少異なることがありますが、「普通の生チョコを作りたい」という方は、上記の時間を参考にしてみてください^^
生チョコは、長くても3時間ほどで十分固まるんだね♪
味見しながら冷やす時間を調整!
上で紹介したように、生チョコの固さは冷やす時間によって調節できますが、慣れていないと
どれくらいの固さがちょうど良いか分からない..
ですよね。
そのような場合は、1時間ほど経過したら、
生チョコの端を少しすくって食べてみて、固さを確かめながら冷やす時間を調整
しましょう。
このようにすれば、好みの固さになったときに取り出せるので失敗を防ぐことができます。
ただ、バレンタインで人に渡すなどで「生チョコが解けないか不安」な場合は、冷やす時間は長めの3時間ほどにすることをお勧めします。
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レシピは1つを忠実に!
上では「チョコレートと生クリームのみで作るシンプルな生チョコ」の冷やす時間、固める時間は1時間〜3時間ほどと紹介しました。
ただ、生チョコのレシピは多種多様で、作り方によって固まる時間が変わります。
- 一晩寝かせるものもあれば
- 冷蔵庫で30分ほどで固まるもの
もあります。
なぜ同じ生チョコなのに固まる時間が違うのかというと、レシピによって材料が異なるからです。
- 固まりにくいカカオ分の低いチョコレートを使う場合
- はちみつや水あめなどを使う場合
- 脂肪分の少ない牛乳を使う場合
などは冷やす時間が長くなる傾向があります。
そのため、
参考にするレシピを1つ決めて、そのレシピに忠実に作る必要があります。
お菓子作りは材料や分量のわずかな違いで仕上がりが変わる繊細な作業です。
参考にするレシピをしっかり読んで、その通りに作るようにしましょう。
複数のレシピを組み合わせて自己流で作るのは危険(・・;)
豆知識
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生チョコは冷凍庫で固めても大丈夫?
「どうしても時間がなくて...」という場合でなければ、生チョコを冷凍庫で固めることはあまりオススメできません。
というのも、冷凍庫で急激に生チョコを固めることで、下記のような懸念点があります。
- 表面が滑らかにならない
- 外側だけ固まって中が理想的に固まらない
- 外に出した時に固まらずに溶け出す可能性がある
(※急激な温度変化に弱いため) - カットした時に割れやすい
冷凍庫で固めるのはNGではないですが、冷蔵庫でじっくり冷やしたほうが成功しやすいです。
もし冷凍庫で生チョコを冷やす場合は、1時間以上しないうちに取り出そう!
生チョコが固まらない理由は?
シンプルな生チョコであれば、冷蔵庫で1時間から3時間で固まりますし、どんなレシピでも長くても一晩冷やせば固まります。
もしそれ以上放置しても固まらない場合は、失敗の可能性が高いです。
そうして生チョコが固まらないのか、その理由・原因を4つ紹介します。
チョコレートと生クリームの割合のミス
生チョコが固まらない理由1つ目は「チョコレートと生クリームの割合のミス」です。
生チョコを作るには、『チョコレート:生クリーム=2:1』が基本です。
チョコレートに対して生クリームの分量が多いと、固まりにくくなります。
板チョコ200gだったら、生クリームは100mlがベスト!
ちなみにホワイトチョコレートの場合はチョコレート:生クリーム=3:1が良いとされています。
生クリームが植物性or低脂肪
生チョコが固まらない理由2つ目は「生クリームが植物性or低脂肪だった場合」です。
基本的に
生チョコを作る際には、動物性の生クリームを使用する必要があります。
植物性クリームは動物性生クリームとはまったく異なり、生チョコを作るのには適していません。
また、生チョコを作る場合、
生クリームは脂肪分が40%以上が望ましい
とされており、脂肪分が高い方が固まりやすいです。
低脂肪の生クリームを使用する場合、分量を調整しないと固まらない可能性があります。
生チョコを作るときは、動物性で脂肪分が40%以上の生クリームを使おう!
チョコレートの種類のミス
チョコレートの種類によっても生チョコが固まらないことがあります。
チョコレートのカカオ成分の割合によって硬化の速さが変わります。
一般的には、
カカオの含有量が多いチョコレートを選ぶと、冷やし固まりやすいです。
ただ、明治・ロッテ・ガーナなどのメーカーが出してる商品とレシピであれば、成功することが多いので、レシピに忠実に作ることが望ましいです。
調理中に水が入ってしまう
生チョコが固まらない理由として「湯煎している間に水が混入してしまった」というのもあります。
チョコは水にとても弱いので、水分が少しでも入ってしまうと成分が分離してしまいます( ; ; )
- 湯煎している間に水が入ってしまった
- 元々ボウルに水滴が付いていた
など、水分が混ざってしまうことがあるとチョコが分離をしてしまいます。
もし生チョコが固まらなかった場合、「水が混ざったタイミングはないか」要確認です!
ちなみに私は水が混じって、数回失敗したことがあります( ; ; )
生チョコが固まらない時の対処法・簡単なリメイクアレンジ4つを紹介!
数時間冷やしたけど生チョコが固まらなかった...
という時のお助けアレンジアイデアを4つ紹介します。
そのままチョコソースとして
1つ目のアレンジは「チョコソース」としてそのまま活用することです。
固まらなかった生チョコは、チョコソースとしてパンやサンドイッチに、そのまま塗ることもできます。
濃厚な味わいのチョコソースとして美味しいこと間違いなしです!
そのままだと固い場合は、湯煎で柔らかくすると良いよ♪
牛乳と混ぜてホットチョコレートに
2つ目のアレンジは「ホットチョコレート」にすることです。
失敗してしまった生チョコに温めた牛乳を混ぜるだけで簡単に完成します。
ココアよりもリッチな味わいで、ほっこりしますよ♪
牛乳じゃなくて温めた豆乳でもOK!
パイシートを使ってチョコパイに
固まらなかった生チョコのアレンジリメイク3つ目は「チョコパイ」にすることです。
冷凍パイシートに、生チョコを挟んでオーブンで焼くだけで簡単に完成します。
バレンタインで生チョコを作ったけど失敗してしまった...
という場合でも、チョコパイにアレンジすれば生チョコを無駄にせず簡単に作れますよ♪
薄力粉を混ぜて焼きチョコに
固まらなかった生チョコのアレンジリメイク4つ目は、「焼きチョコ」にすることです。
生チョコに薄力粉を混ぜて、オーブントースターで焼くことで簡単に作ることができます。
時間もかからず作れるので、困った時に試したいアレンジレシピです♪
生チョコを冷やす時間・固まる時間は?:まとめ
この記事では、生チョコを冷やす時間、固まる時間、固まらない時の理由や対処法について紹介しました。
記事のないよをまとめると下記の通りです。
- 基本的な生チョコは1時間〜3時間ほどで冷やし固まる
- レシピを忠実に守ることが大事
- 生クリームは動物性で脂肪分の高いものを使う
生チョコはシンプルに見えて、他にもチョコレートのカカオ含有量や、水分が入らないようにするなど、色々なポイントがあります。
ただ、もし生チョコが固まらなくて失敗してしまった場合でも、アレンジ次第でいくらでもリメイクできます!
緊張しすぎず、丁寧に生チョコを作ってみてくださいね♪
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